ストーカー行為は日本においてもここ数年、随分と認知され対策がとられてきました。
まだまだ被害が減っているわけではありませんがメディアで取り上げられることも多くなったように思います。
個人でも容易に手に入る様々な機器やSNSの普及で取り締まりとのイタチごっこになって来ています。
時代もあるのかもしれませんが、親の子どもに対する安全対策も過去のそれとは比較にならないほど変化してきています。
小学生で携帯電話を持っていることも、もはや珍しくありません。
子どもの居場所もgps機能でいつでもどこでも解るようになりました。
親にとってはひとつの「安心」に繋がるこの機能。子どもにとってはどうなのかなと考えてしまいます。
24時間見張られいる(少し言い方が悪いかもしれませんが)子どもの気持ちやストレスはいかがなものか…
新しい時代で、そのように育つ子どもからすれば普通のことなのか、ある種ストーカー行為のように感じるのか。
実際に犯罪が防げたり、安心を得られたり多分にメリットがある一方で、便利な道具の裏側にある心の在り方にも目を向ける必要を感じて複雑な気分になる新米探偵でした。